よくある質問
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お客様よりいただくご質問内容をまとめました。
こちらに記載のないご質問がございましたらTELやFAX、お問い合わせよりお気軽にご連絡ください。
Q1. 清水工房とはどんな会社ですか?
1969年に清水英雄(初代社長、現会長)が印刷会社として創業しました。現在は印刷物全般を取り扱う総合印刷会社です。ただし社内に印刷機はありません。独自の営業スタイルで多数の印刷専門会社さんと取引があり、お客様のご要望に応じて最適の印刷方法をご提案できます。これまでに積み上げてきた印刷の経験とDTPの知識で低コスト高品質の製品づくりを得意としています。また、当社の特徴として編集能力が挙げられます。長年にわたりページ物、文章物、書籍の編集に携わってきたので、通常の印刷会社にはない編集力と、通常の出版社にはない印刷知識が当社には備わっています。「印刷コーディネーター」のような役割の会社、と思ってもらえれば幸いです。
Q2. 印刷物はどんなものに対応していますか?
あらゆる印刷物に対応しています。名刺や伝票、封筒やチラシなど、主に会社で頻繁に利用する消耗品から、のぼりやバインダー、カード類などの特殊な印刷も承っております。もちろん、自費出版、企画出版も。印刷したい、と思ったら、とにかくご連絡ください。さまざまな方法や伝手を通じて、よりよいお品物を、よりご納得いただける価格でご提供いたします。
Q3. 印刷機はどんな機械がありますか?
オフセット印刷機はありません。八王子市散田町で創業したころから印刷機の変遷が何度もありましたが、2006年に市内追分町に移転してからはカラーとモノクロのオンデマンド印刷機1台ずつに切り替えてます。その他にカラーカンプ用の高精細プリンタ、校正用のトナープリンタなど、お客様のご要望に応じて出力方法を変えています。
Q4. 完全データとはどういう意味ですか?
社内にて後処理や追加の加工をせずに、そのまま印刷できるデータ、を指します。一般的な印刷の流れは、お客様から持ち込まれた原稿を元に社内にて印刷用のデータ(版下ともいいます)を作成しますが、その分、制作費用がかかります。そこを削るために、ご自身でデータを制作するパソコンに詳しい方が増えてきました。とはいえ、印刷用のデータを作るにはたくさんの制約があり、それらをすべてクリアし、そのまま印刷に回しても問題ないデータを「完全データ」と呼びます。
Q5. 色校正はどこまで対応していますか?
カラー印刷の場合、仕上がりの色を気にされる方は多くいらっしゃいます。当然だと思います。色校正で一番確実なのは、実際に印刷する印刷機で、実際に使用する用紙に印刷する方法です。そこで出た色を確認し、データ上で細かく色調整したうえで本番の印刷にかかるのがベストの色校正でしょう。しかし、これは非常にお高くつきます。印刷するには版を出力する必要があり、さらに印刷機にかける前に様々な調節を施さねばならず、インキがちゃんと出るようになるまでの試し刷りにも時間がかかります。もちろん、用紙も忘れてはいけません。数枚の色校正のためにこれらを行えば、当然、それだけの費用がかかってきます。本番の印刷を2度行うようなもので、滅多にできる校正方法ではありません。そこで当社では(というか、どこの印刷会社でも)、高精細のプリンタで色校正をお出ししています。プリンタは実際の印刷の色に極力近づけて調整してあり、また費用も安価です。プリンタで色校正をお出しして、ご納得いただけたら本番の印刷に回します。
Q6. オンデマンド印刷って何ですか?
ご家庭にあるプリンタの、とても高性能の機械、とお考えいただければ早いかと思います。いわゆるオフセット印刷機は、印刷用の版が必要です。オンデマンドではデータをそのまま印刷機に流せるので、この版が不要になります。その分、お安くなるわけです。品質もオフセットと遜色ないレベルです。ただ、印刷部数が多くなるとオフセットの方が安くなるので、当社では部数によって印刷方法を使い分けています。あくまでも参考ですが、200~300部(枚)くらいが切り替えの目安です。
Q7. カラーDMはいつごろ予約すればいいですか?
当社のロングセラー企画で、多くのお客様にご支持いただいているのが「カラーDM」。他のお客様と一緒にまとめて印刷するので、個人で刷るよりもかなりお安く美しいカラーハガキを仕上げられます。特に絵や写真を趣味とし、ときおり個展や仲間内で展覧会を開く方には最適です。仕上がり日が固定ですので、展示会の日取りが決まった段階でお早めにご予約のお電話をお願いします。目安として、展覧会開催日の3ヶ月前までにはご予約いただき、2ヶ月前までには仕上げるスケジュールを組んでおくとよいでしょう。
Q8. 復刻本は上製本(ハードカバー)も可能ですか?
はい、できます。復刻本は、元となる本の綴じられている側を断裁し、本文を両面スキャンしてデータ化、それを印刷して本に仕上げます。本に仕上げる段階で上製本として製本も可能です。復刻部数が少ない場合はかなりお高くつくと思いますが…。断裁した原本は元に戻りませんのでご注意ください。
Q9. フォトアルバムから本は作れますか?
はい、可能です。たとえばアルバムのページをそのままスキャンして本にする、写真を自由に選び、好きなようにレイアウトして写真集にするなど、さまざまなバリエーションが考えられます。思い出のアルバムを色褪せる前にデータ化し、いつでも好きなときに眺められるよう本として残しておくとベストかもしれませんね。
Q10. 社史は編集やインタビューからお願いできますか?
もちろんです。創業者の方の聞き書き、従業員の方たちへの取材、会社の沿革の調査、時代背景や写真の整理など、あらゆる編集業務に対応します。どこにも負けない周年記念誌(社史・会史)を仕上げます。
Q11. 自叙伝の聞き書きは可能ですか?
はい、お任せください。ご自宅(会社)にお伺いし、こちらから適切な質問を投げかけて、さまざまなエピソードを引き出します。ご自身でも忘れていたような事柄が、担当編集者との会話のなかから思い出される場合もあります。
出版関係(揺籃社関連)
Q1. 揺籃(ようらん)社とはどんな会社ですか?
清水工房のなかに設置されている出版部門です。ISBNコードとバーコード、それに値段のついた、書店流通できる本を扱っています(いわゆる商業出版とか企画出版と呼ばれる分野)。「揺籃(ようらん)社」の名称は、八王子の社会運動家・橋本義夫氏が戦前に経営していた書店の名前を頂戴したものです。橋本氏はスイスの教育家・ペスタロッチの「揺籃(ゆりかご)を動かすものが世界を動かす」という言葉から書店の名前を「揺籃社」としました。現在の揺籃社が扱う書籍は八王子や多摩の歴史・文化に関わる本がほとんどで、世界を動かすまでにはなかなか至っていませんが、多くの読者の心を動かす本づくりに、誠心誠意、取り組んでいます。尚、揺籃社で扱わない本(値段をつけない本、販売しない本)ももちろん制作しています。
Q2. 自費出版の最小部数は何部ですか?
極端な話、1冊から作成できます。ただ、とてもプライベートな内容で、記録としてまとめておけばよい本だったとしても、最低で10冊くらいは作っておいた方がよいでしょう。1冊も10冊もそれほどお値段は変わりませんし、出版の話をどこからか聞きつけた親族やお友だちが読ませてほしいとお願いしてくるケースも多々あります。そういうときに1冊しか手元にないと困ってしまいますよね。本は必要な部数より少し多めに作っておくとよいでしょう。よくお客さんから、100部で○○万円だったので50部だとその半額になりますね、と尋ねられます。印刷ではそうはいかないのが計算の難しいところです。1冊作ろうが、100冊作ろうが、印刷用のデータを作成するには同じだけの時間と労力がかかります。そのあとに控える印刷と製本の作業、および用紙の枚数は部数によって増減がありますので、その分が費用に反映されます。あまり多く作り過ぎてタンスの肥やしにしてはもったいないけれど、もし100部程度の範囲で多くしようかどうしようか迷うようでしたら、多めに作成しておいた方が無難です。また、あとから増刷するとなると、最初からその分を制作するよりも多くの費用がかかってしまいますので、注意したいところです。発行部数を検討する際に、年賀状を出す枚数を参考にされるとよいかもしれません。
Q3. 本を書店販売してみたいのですが?
揺籃(ようらん)社を通じて可能です。書店での販売(アマゾンなどのネット書店も含む)を可能にするためには、まずISBNコードが必須です。本の裏側にあるISBNで始まる13ケタの数字です。これは国際的な番号になっていて、どの国のどの出版社から発行されたどういった内容の本かが数字から分かるようになっています。揺籃社から発売するとなれば、この数字は必須です。また、揺籃社は書籍取次店の「トーハン」「地方小出版流通センター」との取引があります。これにより、全国の書店さんにて揺籃社の書籍の購入が可能です。ただ、流通が可能となるだけで、全国の書店さんに必ず置いてもらえるとは限りません。本を置くかどうかの判断は書店員さんに委ねられます。最近ではネット書店(アマゾンやセブンネットショッピング、楽天など)が増えてきています。揺籃社の本もほとんどがそれらのサイトで購入可能です。全国の書店の棚に置いてもらわなくても、インターネットで全世界の人が自分の本を購入可能なわけです。
Q4. 電子書籍って?
パソコンやタブレット、スマートフォンなどを通じて読む、デジタルの本を指します。利点として、紙の本よりも安価で作成できる、文字の拡大縮小が可能、端末によっては読み上げ機能がある、検索が素早くできる、修正個所があればすぐに更新可能、などが挙げられます。当社でもサービスを提供していますので、お気軽にご相談ください。
Q5. 自費出版って入稿から完成までどのくらいかかりますか?
目安ですが、平均は3ヶ月、早くて2ヶ月、長くて4ヶ月くらいでしょうか。本づくりは、書籍の内容、入稿の形態、編集作業の有無、校正期間の長短、印刷の種類、製本の方法など、さまざまな要素によって必要となる時間が異なってくるため、一概に制作期間を決められないところがあります。何にせよ、決して安くはない額のお金を注ぎ込むのですから、慌てて粗製するよりも、じっくりと時間をかけて本づくりを楽しんでいただけたらと願います。
Q6. フリーペーパー「はちとぴ」を入手するには?
八王子市内の公共施設にはほとんど置いてあります。他には書店さんや提携してる店舗にも置かせてもらっています。発行部数が1万部なので、場所によってはすぐになくなってしまいます。どうしても入手したい場合は、当社へ直接お越しください。バックナンバーのある号であればお渡しできます。また、確実にお手元に保存したい場合は、定期読者となって毎号を当社からお送りすることも可能です(無料)。
Q7. タウン誌「One Two えいと」って?
「はちとぴ」の前身とも言うべきタウン誌で、約10年間、発行されていました。市民が市民を取材するスタイルで、タウン誌の走りでした。バックナンバーの在庫がまだありますので、ご希望の方はご一報ください。一部250円です。
Q8. 「ふだん記」とは?
当社の出版部門「揺籃(ようらん)社」の名前をくださった社会運動家・橋本義夫氏が八王子で始めた庶民の文章活動です。「下手に書きなさい」のキャッチフレーズのもと、市井の人びとが生活の一コマをこつこつとつづり、文集として発行するスタイルです。文集に掲載した作品がたまってくると、「ふだん記本」といって1冊にまとめる方もいらっしゃいます。現在でも全国に25以上のグループがあり、それぞれが「独立するが孤立しない」の旗印を掲げて、今日も文章創作に励んでいます。「ふだん記」は当社の原点であり、自分史の源流とも言うべき活動です。
Q9. 世界を平和にするには?
みんなで考えていきたいですね。