【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.89】

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【清水工房・揺籃(ようらん)社 ニュースレターVol.89】

お世話になっている皆さま

皆さま、いかがお過ごしでしょうか。
八王子市追分町の印刷・出版の会社、「清水工房・揺籃(ようらん)社」です。
去る7月20日、当社創業55周年記念イベント「揺籃社出版即売会」を開催いたしました。
約200名の方がご来場くださり、著者との交流を楽しまれました。
出展者も大変に満足されたようで、有意義な1日となりました。
ご来場の皆さん、ご協力いただいた書店の皆さん、どうもありがとうございました!
参加者のコメントなど、詳細は以下をご一読ください。

さて、ニュースレター最新号をお送りします。
もし、ご不要の方がいらっしゃいましたら、お手数でもご一報いただければ幸いです。



【揺籃社出版即売会、開催報告】
7月20日(土)、東京たま未来メッセにて「揺籃社出版即売会」を開催。
周年行事として当社の本を並べる見本市は何度か開催してきましたが、
著者を招いて直接、本を販売していただくイベントは今回が初めて。
どうなるかと気をもみましたが、約200名の来場者が集まりました。
お蔭で本が1冊も売れなかった出展者はおらず、ほっと一安心です。
以下、来場者の感想を一部紹介します。

◎来場者の声
・大変勉強熱心、研究熱心な方ばかりで脱帽です
・御社が地域文化の向上に寄与されていることが分かりました
・著者の方とお話できる、とてもよい企画で楽しめました
・昔の写真パネルがよかったです

◎出展者の声
・知らない人にお金を払って買っていただいたことが一番うれしい体験でした
・未知の方や近くのブースの方々とたくさんお話できました
・ずいぶん懐かしい人に会えました
・今後の新たなお付き合いのきっかけとなりました



【新刊紹介! 『忍者ってなんだ!』『ノーザンミラーズ』】
7月に2冊の新刊が完成いたしました。

①『忍者ってなんだ!』
忍者のことならおまかせ!
伊賀の忍者研究者が分かりやすく解説!
八王子でも忍者が大活躍!
・著者 池田裕、遠藤進
・判型 新書判
・頁数 80P
・値段 1100円(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/4897085179



②『ノーザンミラーズ 北の合わせ鏡』
北欧のバルト沿岸諸国に魅せられて、何度も旅をしてきた著者。
特にスウェーデン、フィンランドへの思いは並大抵ではありません。
北欧の建築物や庭園への関心、そして現地歴史ガイドに案内されているかのような豊富な諸記述とイメージ。
サブタイトルの「北の合わせ鏡」の意味が浮かび上がるころには、
日本とスウェーデン、フィンランド、そしてロシアの現状と歴史に詳しくなっていることでしょう。
北の大地から錯綜している現世界を考えるための1冊。
ぜひ、紙上散策を楽しんでください。
※8月13日の朝日新聞に広告が出ます!
・著者 高橋一夫
・判型 A5判
・頁数 526P
・値段 2800円(税込)
https://www.amazon.co.jp/dp/4897085160



【町歩き「八王子宿と治水 第2回 萩原橋と南浅川」】
南浅川が浅川の本流に直角に合流する治水のプランは、
八王子宿のまちづくりに決定的な影響があったといわれます。
明治の繊維産業の隆盛を物語る萩原橋架橋碑とあわせて、
浅川、南浅川沿いを巡りつつ、水との縁が深い八王子の歴史を深掘りします。
・日 時 2024年10月26日(土)9時30分~12時
・集 合 八王子市大横町10-18 宝樹寺
・コース 宝樹寺(バス停「サイエンスドーム前」)→萩原橋架橋碑→
 萩原橋上流湧水→八王子市役所河川敷広場(休憩)→南浅川合流点→
 水無瀬橋→日吉八王子神社→宗格院(史跡石見土手)解散
・講 師 鈴木 泰(大久保長安の会会長・ブラタモリ出演!)
・資料代 1000円(当日お支払いください) ※少雨決行
・定 員 25名(先着、10月15日までにお申し込みください)
・対 象 八王子の歴史に興味のある方ならどなたでも
・申 込 メール=hal9000-47@nifty.com(大久保長安の会事務局・山崎)
・主 催 大久保長安の会
 ※上記に名前・住所・電話番号をご連絡ください
大久保長安


【8/11 山の日に八王子で全国大会】
8月11日の祝日「山の日」に合わせて開催される全国大会(10日と11日)。
今年は東京全体が会場なので、東京中で関連イベントが行われますが、
全国大会のメイン会場は、八王子のにある東京たま未来メッセです。
東京は、1,400万人が暮らす大都市でありながら、雲取山や高尾山などの山々や、丘陵地の里山、
市街地の緑地や水辺、島しょ部の原生的な自然など、多様で豊かな自然を有する世界でも類を見ない都市。
私たちの生活に恵みを与えてくれる東京の山々や豊かな生物多様性について理解を広め、
楽しみながら体感できる催し物が目白押しの2日間です。
※「第8回「山の日」全国大会」の詳細はこちらから → https://www.yamanohi-tokyo.com/
 


【自著紹介】
今年6月に永瀬一哉さん著『1979年ソ連領シルクロードの旅』の中国語訳を発行した袁昕煜さんより、
以下の寄稿をいただきましたのでご紹介します(一部抜粋)。

◎「私はなぜ『1979年ソ連領シルクロードの旅』の中国語訳を出版したか」(袁昕煜)
本書は1979年前後の「ソ連(ロシア)の文化政策」と「中央アジアの風土・人情」を丹念に復元して描いた一冊である。
私は簡素にして流暢な叙述で提示された本書の世界に魅了された。
「この本には史料的価値がある。中央アジアの歴史を研究する時に活用できる。もっと多くの人に伝えなければならない」
こんな思いが読み終えた直後に湧き上がってきた。
私がかつて日本に来る前に中国で学んだ「シルクロード」は、唐代以降の歴史であると同時に、
現代の中国が中央アジアに勢力を伸ばすための政治的な意味合いが含まれていた。
そんな私にとって、本書は本来的な意味においての「シルクロード」を再認識するきっかけになった。
だが、そうした高次元の難(かた)い話だけではなく、紀行文としても楽しませてもらった。
当時のロシア支配下の人々が品不足に悩み、
外国の旅行者と物々交換をして色々なものを手に入れていることなどは興味深い話題であった。
シルクロードの旅の回想を通じて、「アジア」という概念を理解するという著者独自の視点を提示している点においても、
本書は貴重な一冊であると言える。
翻訳に当たり、私は著者の感情表現を如何に中国人に分かるようにするかということに腐心した。
著者の感情は直接的に示されるのではなく、景色と物事の叙述の片隅に隠れて表現されている。
できるだけ日本語の原文を尊重しながら、
それにふさわしい中国語の表現を探るのは大変なことではあったが、最もやり甲斐のある知的作業となった。
中国人にとっては、ただ単にシルクロードについて学ぶということだけでなく、
日本人の思考でシルクロードやロシアなどを見るわけだから、中国人とは違う視点で知識や情報が得られ、
かつ、日本人についても学ぶことができると思う。
もし中国語を勉強中であれば、日本語の原書と併せて読んで頂くことができるだろう。
また、知り合いに中国人や中国語の分かる日本人がいれば、是非ともお薦め頂きたい。

※本書『1979年苏治丝绸之路旅行』のお求めはこちらから → https://www.amazon.co.jp/dp/4897085101 
※原書『1979年ソ連領シルクロードの旅』のお求めはこちらから → https://www.amazon.co.jp/dp/4897084865



ニュースレターは不定期に発信いたします。
何かご意見などありましたらお知らせください。

㈱清水工房・揺籃(ようらん)社 社員一同

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